
































白肌Bichunのガブリエル召喚、二回目です。
似たような写真ばかりでスミマセン。
この堅物さんは、どうも色々とポーズを進んで取ってくれない人で。
あの挑発的なルシフェルとは真逆の性格ですね。
今回は、彼の設定に合わせた加工で表現してみました。
最後の写真が、彼そのものです。
…ということで、恒例の痛い、アイタタ設定を語ります。
参ります!
記事は畳みません。長文です。
ので。
こういう痛い設定を読むのが苦手な方は、いつものようにスっ飛ばし、
スルーで宜しくお願い致します。
-------------------------------------------------------------------
ガブリエルは、永遠の囚われの青年です。
ルシフェルの魔の館で暮らしています。
天使の名前が付いていますが、彼は人間ではありません。
天使でもありません。悪魔でもありません。
ガブリエルは、吸血鬼です。
正確に言うと、クォーターになります。
吸血鬼の父親とダンピールの母親の間に生まれました。
なので、1/4だけ人間の血が混ざっています。が、殆どが吸血鬼の血を
受け継いでいるので、血がなければ生きていけません。
この館に来る以前の彼は、両親と共に暮らしていました。
しかし、一族の派閥闘争に巻き込まれ、両親は吸血鬼達の手に掛かり、
太陽の陽射しの下で灰にされてしまいます。
彼らの刃は、ガブリエルにも襲いかかります。
両親に隠され、何とか逃げ切った彼に待ち構えていたのは、飢えと
陽射しでした。
陽射しを避け、飢えに耐えながらの逃亡には限界があります。
小動物を生け捕り、血を吸っては生き延びていましたが、陽射しから
逃げ切ることが段々と難しくなりました。
夜間には追っ手が迫ってくるので、逃げるのは昼間になるからです。
遂にガブリエルは森の中で倒れてしまいます。
彼は両親と同じように灰になり、朽ちていく覚悟を決めます。
そこに現れたのが、妖しい笑みを浮かべたルシフェルでした。
妖しい男の周囲には暗黒の闇が広がっていました。
太陽の陽射しが翳り、冷たい暗黒の闇がガブリエルを包みます。
ルシフェルは息絶え絶えのガブリエルに、己の手首を噛ませます。
彼はルシフェルの血を夢中で吸い、悪魔の血が体内に流れ込むのを
感じます。
こうしてガブリエルは、ルシフェルに助けられ、彼の作った幻の魔の館
に住むことになります。
一日中、陽の入らない重厚な深紅の天鵞絨(ビロード)のカーテンに
守られ、一族の追っ手すら入れない悪魔の館の中で、昼間は棺の中で眠り、
夜になると起きるという安息の地を手に入れます。
しかし、この館から出られないガブリエルには辛い仕事が課せられて
いました。
彼は常に鍵を持ち歩いています。
それは、地下牢の鍵。
そこにいるのは、囚われの人間達。
ルシフェル達との血の契約を破棄した人間達が捕らえられています。
それは、派閥闘争に負け、太陽の下に連れ出される吸血鬼達と重なり
ました。
囚人の彼らは、ガブリエルの糧でもあります。
彼は、恐怖と飢えから痩せ細り、気が狂っていく人間の血を吸うのです。
残骸は、ルシフェルの側近が魔獣を召喚して跡形もなく食べさせて
しまいます。
ガブリエルは、血と死臭のする地下の番人でもあるのです。
ガブリエルも美貌ゆえ、一度はルシフェルのお手つきになりました。
しかし、あまりにも真面目で堅い彼が面白くないのか、その後ガブリエルは
二度と手を出されることはありません。
実は、そんなガブリエルにも想い人がいます。
それは、同じ館に住む、物言わぬ囚われの傀儡。
人は、その傀儡を「王」と呼び、ひれ伏して己の願望を訴えます。
人間達が謁見している間、王の傍には常にフォルカスが付き添います。
ガブリエルは夜に目覚めると、傀儡の彼を離れた所から静かに見つめます。
何処を見ているか判らない眼差しの君。遠い昔、魔物達の手の届かない眩しい
ところにいたその人に、彼は恋慕を抱いて見つめ続けるのです。
そんなガブリエルに、優しいフォルカスは、ルシフェルがいない間の
僅かな時間だけ想い人に会わせてくれます。
その時だけ、人形のようになった想い人の手に触れることが出来る。
想いの念が強過ぎると、ルシフェルが反応するため、意識は殺さないと
いけない。
ガブリエルにとって、己の意識を殺しながら想い人との僅かな時間を
過ごすのが、唯一の安らぎの時になりました。
悪魔に囚われたガブリエルは、永遠にこの館から出られません。
ルシフェルの血を吸い、頬と肉体に刻印を施された彼は、彼らに殺される
まで館を出ることは許されません。
彼が常に憂いを帯びているのは、そういう背景があるからです。
彼は、優しさと悲しみを抱いた青年です。